コーラル営業がおじゃましました-北大静内牧場様|WEBコラィユ
北大静内牧場様におじゃましました!
2022年6月23日、新ひだか町の北海道大学北方生物圏フィールド化学センター静内研究牧場様を訪問。河合正人先生にお会いして、土地利用型の家畜生産システムについてお話を伺いました。
同牧場の敷地は傾斜地も含まれていますが、そうした自然立地を大切にして放牧地として活用。夏季は終日放牧をして牧草で飼養し、冬季も乾牧草とデントコーンサイレージを給与して、粗飼料主体での飼養方法を実践しているとの事です。
飼養している短角牛は元々は南部牛がベース。東北3県と北海道で合計8千頭を切っているとの事で、幻の和牛とも言われています。肉牛の中では乳量が多い品種で、春に生まれた子牛は母牛に6ヵ月間付けているそうです。
お話をお聞きしている中で、放牧の話題から肥料の話になりました。そこで、河合先生が親交のある帯広畜産大学のある先生の話として…
「化学肥料と堆肥のどちらも仮に全く同じ成分だったとしても、生育した牧草をたべる牛の利用率には差が出てくる。土壌にとって良いものを撒くと、牧草に良い影響を与え、その牧草は牛にも良い影響を与える」と聞きました。
と教えてくださいました。
上記以外にも大変有意義なお話をお伺い出来ました。河合先生をはじめ牧場の皆様、ありがとうございました!